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癒らし屋日記 #葵さん
第1章 東京タワーの見えるお部屋で



「ヒクヒクしてるよ。亀頭」
「葵さんだって、もう、ヌルヌルしてるくせに」
「平気よ」
「キスしてる時から濡れてたくせに」
「そんなこと…」
「エレベーターの箱の中で、スカートめくってパンティーをさらして欲しかったくせに」
あぁん。
彼女が甘い声を出す。
クリットを直接攻撃してしまったのだろう。
「本当は露出したんでしょ?」
「そんなこと」
「いまだって、本当はこちらを向いて、じかに見られたいんでしょ?」
言いながら、ぼくの指も、小刻みに亀頭を刺激し続けている。
「ほら、葵さん。見て」
ぼくは彼女の視線を捉える。
一度絡んだ視線が外れ、彼女はぼくのボクサーショーツを見る。
「もう、こんな…」
ぼくの鈴口から出た愛液が、グレーのショーツに染みていた。
ぼくも声がかすれ、あまりの興奮に気が遠くなる。
彼女はその淫靡な染みから、視線を外せないでいる。


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