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短編集!クリスマス!クリスマス
第4章 写性
「オーナメント、屋敷のと同じだね。」
「そうなのよ。こっちのお店の限定品なんですって、お父様にここから輸入してたのか聞いてみて?」
「なんで俺が?」
「いいから…」
「沙絵が選んだんでしょ?なんか沙絵らしいね。」
Shouが笑って指差す先には、松明(トーチ)はそのままに、小脇に数字を抱える自由の女神。
「欲張りなSaeみたいだろ?」
ジョンが言うと、Shouは「確かに」と大笑いしていた。
食事が終わりリビングスペースで寛ぐ。
私がグレン夫妻やトムとスタッフと話している間、ボブとShouが何やら真剣に話をしていた。
近付こうとするとジョンが「男同士の会話だ」と阻んでくる。
「そろそろプレゼント交換にしようか♪」
ジョンが三角帽子を被り、おどけながら皆の周りを歩き、BOXからクジを引かせる。
めいめいにクジが行き渡ったところで発表となる。
一番から順にツリーの下のBOXを取りにいくが、
同じ箱に入れられていて、まだ誰のものが誰のところにいったかわからなかった。
「Open the BOX 」
JBの掛け声で皆一斉に箱を開けた。
私の箱には小さな箱が入っている。
包みを開けていく。
「スノードームだ!!」
「そうなのよ。こっちのお店の限定品なんですって、お父様にここから輸入してたのか聞いてみて?」
「なんで俺が?」
「いいから…」
「沙絵が選んだんでしょ?なんか沙絵らしいね。」
Shouが笑って指差す先には、松明(トーチ)はそのままに、小脇に数字を抱える自由の女神。
「欲張りなSaeみたいだろ?」
ジョンが言うと、Shouは「確かに」と大笑いしていた。
食事が終わりリビングスペースで寛ぐ。
私がグレン夫妻やトムとスタッフと話している間、ボブとShouが何やら真剣に話をしていた。
近付こうとするとジョンが「男同士の会話だ」と阻んでくる。
「そろそろプレゼント交換にしようか♪」
ジョンが三角帽子を被り、おどけながら皆の周りを歩き、BOXからクジを引かせる。
めいめいにクジが行き渡ったところで発表となる。
一番から順にツリーの下のBOXを取りにいくが、
同じ箱に入れられていて、まだ誰のものが誰のところにいったかわからなかった。
「Open the BOX 」
JBの掛け声で皆一斉に箱を開けた。
私の箱には小さな箱が入っている。
包みを開けていく。
「スノードームだ!!」