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第1章 初恋

クスッ…

「だって、周りのお友達よく言うからさ。」
「えっと…。」
「西野凛。こう見えても19歳。圭くんとは、講義が一緒で…。司くんだっけ？」
「はい…。」
「お腹、すかない？」

ぐぅーーーっ！！

ちょうどいいタイミングで、俺の腹が鳴った。

お恥ずかしい。。。

で、近くにあったカフェで、軽く食事をすることに。

「いや、いいから。」
「ダメです！」

会計をどちらが出すかで、レジ前でもめた。

「あっ！じゃ、こうしよ！今日は、私が出すから、次は、疲れた。君が出して！それならいいでしょ？」
「…はい。」

で、笑いたいのを堪えてる店員さんの、元気な挨拶を背に、店を出た。