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第2章 琴梨×瑞希

付き合って、もう３年？
周りは、既にヤッた奴等もいるのに…

「えっ？また、お預け？」

デートの度に、部屋に連れ込んでヤろうとすると、逃げられる。

「お前、俺の事、好きじゃねーのかよっ！！」
「そうじゃないけど…」
「じゃ、なんで、俺としねーんだよっ！！」
「…。」

ダンッ…

思わず机を叩いた。手、痛い。

「ご、ごめん。もう、帰るっ！！」

バタンッ…

バンッ…

「くっそ！ムカつくなぁ！あんな奴、知らね！！」

ベッドに身体を投げ出した。