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第2章 琴梨×瑞希

「ちょっと、瑞季！あんた、女の子なに泣かして…」

バンッ…

「うるせー！クソババァッ…！！」

苛々して、枕をドアに投げつけた。

「泣いてた？はんっ。知らねーよ！ヤラしてくれねーのが、わりー！」

それでも、なんか気になって…

ラインしたけど、既読にもなんねー。

「なに考えてんだ、あいつ。」

女は、わからん…。

ひくっ…

「バカッ！瑞季のバカッ！」

¨私だって、初めては瑞季にあげたいのに。なんで、そんなにヤリたがるの？¨