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罪の秤
第4章 暗闇
杉山さんの言う事を利いた事で、警察への届けは無くなったが…

「今夜…ですか?」
「うん。だめかな?仕事終わったら、そっちに行くし。」

月に何回か、杉山さんと肌を重ねてる。杉山さん、奥さんも子供もいるのに。

「はい。じゃ、待ってます。」

仕事を終え、戸塚さんに挨拶をしてから、急いでアパートに戻り、お風呂にお湯を貯め、布団を敷いた。

杉山さんは、私とホテルに行っても、決して泊まろうとは言わない。遅くなっても、必ず家に帰る。

ピンポーンッ…

ドアを開けると杉山さん。

「どうぞ…」

部屋に入ると必ず私の服を脱がし始める。

「横になって…」

杉山さんも裸になってた。

「今日の秋山さん、ほんと可愛かった。」
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