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罪の秤
第7章 結愛
母の四十九日が過ぎた頃…

ピンポーンッ…

「ただいま。」
「おかえり、康太。」

私は、康太の住むアパートに移り住んだ。

「だって、ひとりで住むには物騒だろ?あのアパート、住人お年寄りばっかだし。」

¨確かに。¨

「出張お疲れ様でした。」
「ありがと!でも、悪かったね。やっと香織ちゃんと住めると思ったら、1週間の出張だもんなぁ!ついてなかった。」

小さなテーブルを囲んで、初めて食べる食事。この1週間は、ひとりだった。

「香織ちゃん、料理うまいね。」
「高校時代、母さんに叩き込まれたからね!」

食事を終えて、お風呂。狭いから、交代で入った。

少しのんびりとテレビを見たり、イチャイチャして…
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