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罪の秤
第8章 新しい命

フギャーッ…フギャーッ…
「ちょっと待っててくださいね!」
身体を清めてから、くるまれ、私と康太の前に現れた将太は、眉のキリッとした男の子!
「ほら、抱いてください。」
おそるおそる康太は、将太を抱いたら、泣き止んだ。
「やっぱ、わかるんだ!ズッ…」
将太の代わりに康太が泣いた。
私も抱かせて貰った。
「可愛い。顔は、康太に似てる。」
「あぁ。そっくりだ。目は、垂れてないけど!」
その時、将太の足が動いた。
新しい命ってのは、怖い。泣いて表現することしか出来ない。
最初は、育児書片手の毎日だったけど、成長する度に、自分達の事を考える。
「ちょっと待っててくださいね!」
身体を清めてから、くるまれ、私と康太の前に現れた将太は、眉のキリッとした男の子!
「ほら、抱いてください。」
おそるおそる康太は、将太を抱いたら、泣き止んだ。
「やっぱ、わかるんだ!ズッ…」
将太の代わりに康太が泣いた。
私も抱かせて貰った。
「可愛い。顔は、康太に似てる。」
「あぁ。そっくりだ。目は、垂れてないけど!」
その時、将太の足が動いた。
新しい命ってのは、怖い。泣いて表現することしか出来ない。
最初は、育児書片手の毎日だったけど、成長する度に、自分達の事を考える。

