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赤い靴…
第3章 【Case3】山本優 3歳
「可愛い?」
「うん。可愛いよ。」

優ちゃんは、パパに買って貰った赤い靴を履いて、歩いてた。俺の部屋の中を!

「だからさ、優ちゃん?」
「やっ!」
「…。」

勘がいいのか?事前に何度も同じやり取りがあったのか?恐らく、後者だ。

「まぁ、外を歩いてないみたいだし。いっか!」
「おっかちー!」

優ちゃんは、おやつを鞄から、出そうとアレコレ出してる。

「あった!あい!」
「だーめ!先に、出したのを閉まったら!」

で、珍しい事に、出しまくったタオルやら絵本を鞄に戻した。

¨明日、雨かも?!¨
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