この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
罪×咎
第2章 夜の声

「ダメだよっ!」
「ダメだ。」
僕と兄貴が、同時に答えた。
「どうして?」
「この家は、親父が建てた物だし…」
「…。」
「だよねぇ。」
「それに、ドアには、思い出が書いてあるから。」
¨まだ、あったのか。あれ、思い出か?僕が、大暴れした時に、金属バットで、柱を打ち続けてただけだが。¨
「しょうがない!諦めるか!」
それでも、志織さん、困ったような笑顔をしていた。
その夜、僕は、珍しく帰りが深夜になった。
静かに階段を登り、兄貴の部屋の前で立ち止まった。
¨聞こえる。志織さんの声だ。でも…¨
はぁっ!!!
んっ…あっ…あんっ…いいっ…
「もっと…」
あっ…あっ…あっ…
「あなた…早く…」
んっ…んっ…
¨玄関に兄貴の靴は、なかった。¨
「ダメだ。」
僕と兄貴が、同時に答えた。
「どうして?」
「この家は、親父が建てた物だし…」
「…。」
「だよねぇ。」
「それに、ドアには、思い出が書いてあるから。」
¨まだ、あったのか。あれ、思い出か?僕が、大暴れした時に、金属バットで、柱を打ち続けてただけだが。¨
「しょうがない!諦めるか!」
それでも、志織さん、困ったような笑顔をしていた。
その夜、僕は、珍しく帰りが深夜になった。
静かに階段を登り、兄貴の部屋の前で立ち止まった。
¨聞こえる。志織さんの声だ。でも…¨
はぁっ!!!
んっ…あっ…あんっ…いいっ…
「もっと…」
あっ…あっ…あっ…
「あなた…早く…」
んっ…んっ…
¨玄関に兄貴の靴は、なかった。¨

