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おにいちゃん、おしえて。
第7章 おにいちゃん、おしえて。
「もう……挿れたい。いい?」

英司に耳元で囁かれ、清花はとろける気分で頷いた。

舐められている時よりももっと、脚を広げさせられて。
英司のいきり立つそれが、清花のとろけた秘密に押しあてられる。
ぐちゅ……と音がした。

――あんな怖いモノが、私に入ってくる。

清花は英司にぎゅーっとしがみついた。

「力入れたら痛いから。優しくするから、力抜いて」
はじめて聞く、英司の余裕のない上ずった声が、清花の耳元をかすめる。

ああ、怖い、怖い、おにいちゃんのおちんちんが――。

ぬぶっ……と入ったような気がしたが、すぐに抜かれてしまう。
ぴちゃりと卑猥な水音もして、何がなんだかわからない。

英司も、「キツ……」と言いながら困っているように見える。
清花はどうしていいのかわからずに、ぎゅっと目を瞑って、時が過ぎるのを待つ。


その瞬間。英司が、大きく体を落としてきた。


「いーッ…………」


裂かれるような熱い痛みで、ついに英司と一つになったことがわかった。

「ああッ、おにいちゃ……ッ」
「痛い?」

清花は、こくこくと頷き、少ししてからふるふると横に首を振った。

痛い。痛いけど、幸せ。
このじーんとする痛みは、おにいちゃんに捧げた印。

「清花の中あったかい」
「んーッ……」

小さな清花の中で、英司の昂りがさらに膨らみ、ぎちぎちと動く。
少し引いて奥に押し込むと、ぷちゅっと蜜が漏れてきた。
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