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shigure**
第4章 余韻

ーー翌日…。
その日は1時間目から古典の授業があった。
「この春からこの開陽学園へ勤めることになりました。天多京輔です。みなさんの方が開陽学園では一年先輩なので、何かあったらお願いします。」
先生がそういうと拍手とともに、女子たちのざわつきが起こる。
やはり、先生のことを色目で見ていたのは私だけではない。
「かっこいい…!!」
「メガネ男子やばぁ…!」
そんな女子たちを男子たちは冷ややかな目で見る。
自分たちだって昨日、稲見先生を同様の目で見ていたくせに。
「授業の前に、みんなと仲良くなるために3つほどみんなからの質問に答えたいと思います。できる限りの範囲で全て答えます。じゃあ…質問ある人は手を上げてください。」
先生の言葉が終わると女子の大半が一斉に手を上げた。
予想よりも上がった手の数が多かったようで、先生は当てる人を迷っていた。
私は元々積極的なタイプでもないので、そんな様子を手を上げずに眺めていた。
「じゃあ…窓側の前から3番目のポニーテールの君。」
先生がそう言うと、私の前の席に座っている梓ちゃんが小さくガッツポーズをした。
「はいっ!先生は彼女いますかっ!?」
梓ちゃんは元気よく、恐らく手を挙げていた女子の半分以上が考えていたであろう質問をした。
先生は笑って
「残念ながら。2年前からいないよ。」
その返事を聞いたクラスの女子たちはまたざわつき始める。
「じゃあ希望はあるよね。」
「私狙っちゃおっかな〜」
別に先生は私のものではないのに、私の中で
(私だけの先生でいて欲しい…。)
なんていう欲を持った自分が現れた。
「じゃあ次〜。今度は男子を当てようかな。じゃあ1番前の君。」
礼央くんだ。
礼央くんはガタッと席を立って質問した。
「このクラスの女子が聞きたいと思うので、代わりに俺が聞きまーす!先生の好きなタイプは!?芸能人でもいいでーす!」
そう言うと先生は少し考えてから
「ん〜。価値観の合う人かな。」
なんてありふれた答えをした。
礼央くんは「あざっす」と言って席に着いた。
その日は1時間目から古典の授業があった。
「この春からこの開陽学園へ勤めることになりました。天多京輔です。みなさんの方が開陽学園では一年先輩なので、何かあったらお願いします。」
先生がそういうと拍手とともに、女子たちのざわつきが起こる。
やはり、先生のことを色目で見ていたのは私だけではない。
「かっこいい…!!」
「メガネ男子やばぁ…!」
そんな女子たちを男子たちは冷ややかな目で見る。
自分たちだって昨日、稲見先生を同様の目で見ていたくせに。
「授業の前に、みんなと仲良くなるために3つほどみんなからの質問に答えたいと思います。できる限りの範囲で全て答えます。じゃあ…質問ある人は手を上げてください。」
先生の言葉が終わると女子の大半が一斉に手を上げた。
予想よりも上がった手の数が多かったようで、先生は当てる人を迷っていた。
私は元々積極的なタイプでもないので、そんな様子を手を上げずに眺めていた。
「じゃあ…窓側の前から3番目のポニーテールの君。」
先生がそう言うと、私の前の席に座っている梓ちゃんが小さくガッツポーズをした。
「はいっ!先生は彼女いますかっ!?」
梓ちゃんは元気よく、恐らく手を挙げていた女子の半分以上が考えていたであろう質問をした。
先生は笑って
「残念ながら。2年前からいないよ。」
その返事を聞いたクラスの女子たちはまたざわつき始める。
「じゃあ希望はあるよね。」
「私狙っちゃおっかな〜」
別に先生は私のものではないのに、私の中で
(私だけの先生でいて欲しい…。)
なんていう欲を持った自分が現れた。
「じゃあ次〜。今度は男子を当てようかな。じゃあ1番前の君。」
礼央くんだ。
礼央くんはガタッと席を立って質問した。
「このクラスの女子が聞きたいと思うので、代わりに俺が聞きまーす!先生の好きなタイプは!?芸能人でもいいでーす!」
そう言うと先生は少し考えてから
「ん〜。価値観の合う人かな。」
なんてありふれた答えをした。
礼央くんは「あざっす」と言って席に着いた。

