この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
shigure**
第4章 余韻
そんなこんなのうちに50分間の先生の授業はあっという間に終わった。

これから1年間この状態が続くと思うと、すばるは先生へのときめきで身が持たなくなりそうだと心配になった。



ーー昼休み。

「テラスで食べようか」というはるひの提案から、昨日のカラオケメンバー4人で1つ上の階の屋上テラスへ出る。

今日は天気も良く、日差しも暖かいので多くの生徒が既にお弁当箱を広げて談笑していた。



「ーで、昨日会いに行ってた梓の溺愛彼氏ってどんな人なの?」

はるひが卵焼きを頬張りながら言う。

「で、溺愛って…。付き合って2年になる同じ中学の一個上の先輩。今は向こうが大学受験期だからなかなか会えないんだけど、時間見つけて昨日みたいに会ってくれるの。」

「なるほどなるほど…。もう2年も付き合ってるってことは進むところまで色々進んでるの?」

はるひのその言葉に梓ちゃんは食べていたおにぎりでむせた。

「ゲホッ…!進むところって…!!どういう…!!」

「そりゃー…ねぇ…あんなことやこんなことの1つくらい…」

はるひはニヤリと笑って私と綾奈ちゃんを見る。

「はるひ…こんな真昼間の屋外で何言ってんの…」

と私がいうと、隣の綾奈ちゃんは

「え、でも私も気になるな。」

とちょっと意地悪な顔をして梓ちゃんを見た。
/42ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ