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shigure**
第4章 余韻

そんなこんなのうちに50分間の先生の授業はあっという間に終わった。
これから1年間この状態が続くと思うと、すばるは先生へのときめきで身が持たなくなりそうだと心配になった。
ーー昼休み。
「テラスで食べようか」というはるひの提案から、昨日のカラオケメンバー4人で1つ上の階の屋上テラスへ出る。
今日は天気も良く、日差しも暖かいので多くの生徒が既にお弁当箱を広げて談笑していた。
「ーで、昨日会いに行ってた梓の溺愛彼氏ってどんな人なの?」
はるひが卵焼きを頬張りながら言う。
「で、溺愛って…。付き合って2年になる同じ中学の一個上の先輩。今は向こうが大学受験期だからなかなか会えないんだけど、時間見つけて昨日みたいに会ってくれるの。」
「なるほどなるほど…。もう2年も付き合ってるってことは進むところまで色々進んでるの?」
はるひのその言葉に梓ちゃんは食べていたおにぎりでむせた。
「ゲホッ…!進むところって…!!どういう…!!」
「そりゃー…ねぇ…あんなことやこんなことの1つくらい…」
はるひはニヤリと笑って私と綾奈ちゃんを見る。
「はるひ…こんな真昼間の屋外で何言ってんの…」
と私がいうと、隣の綾奈ちゃんは
「え、でも私も気になるな。」
とちょっと意地悪な顔をして梓ちゃんを見た。
これから1年間この状態が続くと思うと、すばるは先生へのときめきで身が持たなくなりそうだと心配になった。
ーー昼休み。
「テラスで食べようか」というはるひの提案から、昨日のカラオケメンバー4人で1つ上の階の屋上テラスへ出る。
今日は天気も良く、日差しも暖かいので多くの生徒が既にお弁当箱を広げて談笑していた。
「ーで、昨日会いに行ってた梓の溺愛彼氏ってどんな人なの?」
はるひが卵焼きを頬張りながら言う。
「で、溺愛って…。付き合って2年になる同じ中学の一個上の先輩。今は向こうが大学受験期だからなかなか会えないんだけど、時間見つけて昨日みたいに会ってくれるの。」
「なるほどなるほど…。もう2年も付き合ってるってことは進むところまで色々進んでるの?」
はるひのその言葉に梓ちゃんは食べていたおにぎりでむせた。
「ゲホッ…!進むところって…!!どういう…!!」
「そりゃー…ねぇ…あんなことやこんなことの1つくらい…」
はるひはニヤリと笑って私と綾奈ちゃんを見る。
「はるひ…こんな真昼間の屋外で何言ってんの…」
と私がいうと、隣の綾奈ちゃんは
「え、でも私も気になるな。」
とちょっと意地悪な顔をして梓ちゃんを見た。

