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shigure**
第1章 予感

「ーー…で、すばるはいい?」
「…えっ?」
放課後、教室で私とはるひと新しいクラスの友達2人は机を囲んで輪になって話をしていた。
「もー…ちゃんと聞いててよ〜」
「ご、ごめん…。で、なんの話だっけ…?」
はるひはハァっとため息をついた。
横にいる新しいクラスの早乙女 綾奈(さおとめ あやな)ちゃんと南條 梓(なんじょう あずさ)ちゃんはあはは、と笑う。
「だからぁ…新クラスメイト、親睦を深めましょう!って事でこれから4人で駅前のカラオケ行こうって話!」
「あ!うん!!私はこのあと暇だし行きたい!!」
「よっし!決まりね。…ていうか、すばる。始業式終わってから変だよ。なんかボケーっとしてるっていうか…。何かあった?体調悪い?」
「えっ…」
天多先生のことが頭から離れなくて…
なんて言える筈もなく
「き、昨日寝るのがいつもより少し遅かったからかな…!でも元気だから大丈夫!」
私は適当に誤魔化してしまった。
「そう…?ならいいけど。じゃあ行こっか。」
そう言って教室を出たはるひの後をついて行った。
「…えっ?」
放課後、教室で私とはるひと新しいクラスの友達2人は机を囲んで輪になって話をしていた。
「もー…ちゃんと聞いててよ〜」
「ご、ごめん…。で、なんの話だっけ…?」
はるひはハァっとため息をついた。
横にいる新しいクラスの早乙女 綾奈(さおとめ あやな)ちゃんと南條 梓(なんじょう あずさ)ちゃんはあはは、と笑う。
「だからぁ…新クラスメイト、親睦を深めましょう!って事でこれから4人で駅前のカラオケ行こうって話!」
「あ!うん!!私はこのあと暇だし行きたい!!」
「よっし!決まりね。…ていうか、すばる。始業式終わってから変だよ。なんかボケーっとしてるっていうか…。何かあった?体調悪い?」
「えっ…」
天多先生のことが頭から離れなくて…
なんて言える筈もなく
「き、昨日寝るのがいつもより少し遅かったからかな…!でも元気だから大丈夫!」
私は適当に誤魔化してしまった。
「そう…?ならいいけど。じゃあ行こっか。」
そう言って教室を出たはるひの後をついて行った。

