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第10章 教務員室で…

「なに？」
「あっ、眼鏡…」

ｺﾄｯ…

「はぁっ。眼鏡にすると、疲れるでかんわ。鍵、閉めた？」

ﾊﾟﾀﾊﾟﾀﾊﾟﾀｯ…

ｶﾁｬｯ…

「閉めました。」
「見られたくないでしょ？」
「はい。」
「ふぅん。やってはあるねぇ。」

先生、指示棒を伸ばして、私の頭を叩いてる。

「まぁ、課題はいいでしょ。」
「良かった。」
「良くねぇよ。」

先生、指示棒で、肩を叩きながら、私の顔を睨む。

ﾊﾟｻｯ…

¨さっき採点してたのだ…¨

「100点中、78点って…。」
「…。」
「俺の授業、ちゃんと聞いてる？」
「はい。」
「それで、これ？」
「すみません。」