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√69
第5章 満員電車で…
その人かどうかわからず、もたれかかった。

「きみ、大丈夫?」
「は…い。もぉ、ダメ~。」
「手、貸して…」

パタッ…

カサッ…

手に何かが挟まった。

「これ、俺の名刺。良かったら、連絡して。じゃ。気を付けて。」

駅に着いて、ゾロゾロと降りていく。

またしても…おあずけぇ((T_T))

自分が降りる駅に着いて、手に挟まった名刺を見た。

興和ハウジング 篠原 拓哉?

携帯とアドレス載ってるけど…

連絡してみよっ!!

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