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第4章 夏休み14日目

栞の机の上に並んだ、宿題。

ｷﾞｼｯ…

「あと少しだなぁ。」
「頑張ってるもん！」

椅子から栞が、俺を見上げる。
生まれたての仔猫みたいな、あどけない顔。

「ﾃﾞｰﾄする？」
「するする～っ！！どこ行く？」
「今日、お袋さん、いないんだったな。」
「うん。ﾊﾟﾊﾟんとこ。今頃、仲良ししてます(笑)」
「仲良し？」
「うん。月に１度、仲良ししてるよ。お外で。」
「ﾃﾞｰﾄね。」

¨焦ったわぁ。してるの聞いてるのかと思ったわ(;^_^A¨

「泊まりだし(笑)嬉しいわぁ。俺。」
「なんで？」
「…。」

¨そこまで、知らない？認識不測？でも、知らないって事は？！¨