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夏音~Kanon~
第6章 誕生日

「どこ行くんですか?」
「…。」
「蒼太さん?」
「大っ嫌いだ!ふんっ。」
ふぇぇ~っ…
「ごめん…なさい。ヒクッ…だから、嫌いに…ならないで…ください。」
「おい、蒼太~。泣いてるし。」
「聞こえてるって。」
周りに人が…視線が、突き刺さる…
「蒼太、また桃子ちゃん泣かしたの?」
「謝れば?」
¨俺、何も悪くねぇのに…。¨
「ごめんなさい。」
と、頭を下げた。
「嫌いにならない?」
「はい。」
「じゃ、好き?」
「好きです。大好きで…」
ん?声が…。
「あっ、バレた(笑)」
「てんめ、小林!」
「キャー(笑)」
「良かったなぁ。桃子ちゃん。」
「はいっ!」
¨お前、いま泣いてたよな?¨
俺の昼休みが、奪われて行く…。
そして、俺は、また担任に怒られた((T_T))
「…。」
「蒼太さん?」
「大っ嫌いだ!ふんっ。」
ふぇぇ~っ…
「ごめん…なさい。ヒクッ…だから、嫌いに…ならないで…ください。」
「おい、蒼太~。泣いてるし。」
「聞こえてるって。」
周りに人が…視線が、突き刺さる…
「蒼太、また桃子ちゃん泣かしたの?」
「謝れば?」
¨俺、何も悪くねぇのに…。¨
「ごめんなさい。」
と、頭を下げた。
「嫌いにならない?」
「はい。」
「じゃ、好き?」
「好きです。大好きで…」
ん?声が…。
「あっ、バレた(笑)」
「てんめ、小林!」
「キャー(笑)」
「良かったなぁ。桃子ちゃん。」
「はいっ!」
¨お前、いま泣いてたよな?¨
俺の昼休みが、奪われて行く…。
そして、俺は、また担任に怒られた((T_T))

