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痴漢脳小説2 ~ガールズバンドに男子の僕が入っちゃいました~
第6章 『仲間』
「ここが気持ちいいの?」

 今度は舌を目一杯のばしてぺったりと押し当てて舐め上げる。
 焦らすかのように棒にはまったく触れていないのにどんどん気持ちいいが強くなる。この後そこを舐められたり咥えられたりしたらどうなってしまうんだろう。
 期待はどんどんと膨らみそれに合わせて股間もさらに熱く硬く膨らむ。すでに痛いくらいになっているのにそこからまたさらに。

 舌はさらに下に進みお尻の穴へと辿り着く。

「そんなとこ…」
「じっとしてて」

 舌先が肛門をくすぐり手のひらが袋を揉む。イズミさんの舌の動きが巧みなのか、もうどこをどうされても気持ちがいいような気がする。
 そして玉を口に含み口の中で転がす。指は棒をつまみ上下に動かす。

 こういう時にイズミさんはどんな表情をしているのか。それを見てみたかった。どんなに想像しても想像しても分からなかった、セックスの時のイズミさんの顔。それが見たい。
 狭い車内でドアの内側に引っ掛かるようになっていた頭を持ち上げるも、残念ながら股間に顔を埋めるイズミさんの顔は上半分しか見えなかった。目を閉じ丁寧に舌を動かしている。

 僕が顔を上げた気配に気付いたかイズミさんが目を開け僕の目を見つめ返す。

「もう出したい?」

 え、と僕は返答に詰まる。もっとこの時間を味わっていたいような、もっと気持ちのいいだろう射精の瞬間を早く味わいたいような。

 イズミさんはすっと体を起こすと僕にまたがった。そして僕のものを指先でつまみそこに腰を下ろしていく。
 僕の上にぴったりと密着したイズミさんの股間が前後に動く。

 その気持ちの良さ。僕はイズミさんの中に入ったのだと思った。あまりの気持ちの良さに目を閉じてしまった僕にはそう感じられた。

「は…ふ…っ、んん…」

 喘ぎの声が聞こえ僕はようやく目を開けた。僕のものはイズミさんの中には入っていなかった。ぴったりと押し当てられたイズミさんの割れ目が擦り付けられている。いわゆる素股というやつだった。
 それでも湿りを帯びたイズミさんの割れ目に隙間なく覆われて本当に本当に気持ちがいい。イズミさんの腰が前後に動くたびに潤いが僕のものに塗り付けられていく。
 割れ目が擦られて気持ちがいいのかイズミさんも薄く開いた唇の隙間から喘ぎ声を滲み出させている。

 そして僕は見た。快感に喘ぐイズミさんの顔を。
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