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痴漢脳小説2 ~ガールズバンドに男子の僕が入っちゃいました~
第6章 『仲間』
「太一君」

 僕の顔のすぐ横、耳元でイズミさんが囁く。お互いの頬と頬が触れ合っている今、イズミさんの顔は見えない。

「もしもCDが全部売れて最後のライブが成功したら…私の処女をあげる」

 最後にもう一度深く熱いキスをしてイズミさんは体を起こした。


 CD残り四百八十九枚。
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