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蝶が舞う時
第3章 条件
菜摘が寝室へ向かった後、俺は再び煙草に火を点けた。
暫く今日の菜摘との出合いの一連を思い出していた。
ふと時計を見上げると2時半過ぎ
(さて、夕食はどうするか? 久し振りに作るか…)
レパートリーは知れている。カレー、シチュー、パスタ、ピラフ…
(カレーだな。)
食材を買いに行かなければ
俺は必要な食材をメモし、留守中に菜摘が起きてもいいように書き置きをして近くのスーパーに向かった。
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