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《愛撫の先に…②》
第5章 占いのままに
レイブされ中出しされ万が一子供が出来たなら嫌な男性の子供を産むのか?
そんな事を考え泣く奈々美。
そんな姿をたまごホリック男は嬉しいのかと言って笑う。

夕方とはいえまだ山の向こうに半分隠れた太陽、後1時間もすれば空気も涼しくなってくる頃だろうか。
繋がっていたいというたまごホリック男は奈々美の下腹部からベニスを抜かないで余韻に浸っていた。

広い駐車場にはまばらに車が停まっているが出入り口方面なのでこちらの様子は知ってか知らずか、みて見ぬふりなのか誰もかれも車に乗りこの場を後にする。

そんな様子を奈々美は絶望的な目をしてながめていた。
中出しなんかされたらもう何度抵抗しても未来など変わらないので、闘う気力さえ失せてしまう。

そういえば春あたりからやけにこういう襲われ方をしている…
あたしに隙がありすぎるから?
それとも女だから?
陽子みたいに強くならなくちゃ…
ハツラツ元気なそういう女の人にならなくちゃ…
ノーと言える女にならなくちゃ…







キュルキュル、キー、バタン、どこからか1台もないガランとした駐車場にそんな音が静けさの中地面上に響くような文章にしたらそんな感じだろうか。

カツカツカツ、歩くそんな靴音が右に左に。
そして何かを見つけたかのようにその靴音がカッカッカッと走るような。


『そこで何をしている…、!!!、奈々美っっっ?!』
たくさんある革靴、何着ものスーツを着こなすその人物がカッカッカッと走りより1メートル手前で仁王立ちで叫ぶ、結城圭輔だった…。



結城さん…?
聞き慣れた声、革靴に、スーツ…
そして金髪…
スーツに金髪なんてそうそういないもの…

何故…どうしてここに…?
帰る人たちの誰かが助けに来てくれるかもと少しだけ期待していた…
でも誰も助けに来てはくれなかった…
あたしは布切れになったもので胸など隠し手近な店に入り身を隠せる服を買いホテルに泊まり明日1日かけて家に帰るんだと思っていた…
だけど助けに来て、くれた………
結城さん…
あたしとあなたはもう前のようにはならない…
あたしの中でたまごホリックの人のものが入ってしまったから……

『奈々美っ…今すぐ…』
上着を脱ぎかけ、何を思ったか車へと走る結城。

『怖じ気づいたかっ?あははっ』
高らかに笑うたまごホリック男、先ほどは結城をみて嫌悪感たっぷりな顔で睨んでいた。
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