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《愛撫の先に…②》
第1章 あたし磨き
菜々美は結城の叔父の荷物整理について行った時の事を話していた。

『だから啓輔さんは叔父さんである弟さんと同じ体質らしいの』
『訳…わからない』

『だから啓輔さんも弟さんも予言が出来るの、
ただ結ばれる人には予言が見えないの。
あたしを見ながら啓輔さんに「良かったな」って耳うちして』

『菜々美が結城菜々美になるって約束?』

結城菜々美!

『言葉にすると照れちゃうから〜っ』
『そんな風に言ったのは菜々美でしょ』

『ん〜…
その帰りにね夜景を見ながら啓輔さんが言ったの。
曖昧なビジョンですまないと頭を下げて…。
これって弟さんと同じ体質だからって意味だからあたしが彼女だと…』

『要するに結城さんに未来がみえないと結婚相手って事ね』

『ん…あたしだけ未来がみえないって…』

『わからないわよ』
『変な事言わないで』

『連休に結城さんとデートなら部屋の模様替え終わったんだ?』
『まだ…』

『デートを優先させちゃったんだ、
模様替え真っ最中の部屋を見て結城さん呆れちゃうかもね〜』

『そんな部屋に啓輔さんを入れないわよ』

『あはは、
そういうタイミング悪い時に見られるのよね。
頑張って!
未来の結城菜々美さん』

『未来の…』

『あたしの親戚のお姉ちゃん、
結婚した途端に独身の時家事をやんなかったからって後悔してヒーヒー言ってたわ』

『後悔?』

『結城さんは甘いのかしらね?6歳違うと溺愛されるでしょ、いいな〜』

『溺愛…』
『スイートタイムに泊まると朝ご飯作ってもらえるでしょ、それよ』

『あたしって甘いの?』
『溺愛したい男なら嬉しいはずよ』

あたしってもう少ししっかりしなくちゃなの?
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