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《愛撫の先に…②》
第10章 結城と奈々美
何か身体に異常をきたす何かをされたのですか?というまわりくどい言い方をしたのはレイプ・強姦・性暴力等という言葉を使っては奈々美が過剰に反応すると考えての遠まわし言葉選びの結城。

『…そんな身体に異常をきたすような何かとかまわりくどい言い方、はっきり言えばいいのに…バスルームでみたくせにっ…10分くらいだけど大勢いるなかで…まるで晒し者の気分で……あなたならこれで理解出来るでしょ、帰って!』
さんざん泣きはらした目元があかい、そんな顔をみられたくらいで今更どうでもいいという事だろう。
言わないと帰りそうにないと思った彼女は早口でまくしたてた。

『君が駐車場で男2人にレイプされていた時の?まさかまた通りすがりの男ではあるまい…大勢いるなかで君はレイプを受け?』
彼は首をひねり腕組みし片方は腕組みからの口元にもっていき顎にあて考え始めた。

大勢いるなか、10分間集団レイプ?何故?
奈々美は襲われるようないかがわしい場所に昼間っから行っていたのか?
いかがわしい場所、そんな場所は昼間には開けていない、では何処へ…
彼女は以前2人の男からレイプされていた…
それまでに俺が助けた男達とは関係はないだろう…
……!?まさか…
レイプをし彼女の中と繋がっていたまさに精液を出しているであろう真っ只中のシーンをあの時目にした…
受精?おめでとう?
あの白い家の落書きの男?
あの男と奈々美は会っていたのか?
だから俺を避けている?
奈々美は胸に指跡がつくまでやられて楽しんだ?まさか…
だったらバスルームで泣いたりしない…
白い家、大勢、確か不動産の担当があの辺り不審な男の噂で地域住民から苦情があると言っていた事に関係があるのか?

『奈々美白い家まで行ってあの男に待ち伏せされ大勢いるなかでレイプされたんですか?』
彼は推理しそう聞いてふーっと息をはいたのは数分微動だにせず考えにふけったからだ。

『……!?不動産のおじさんに聞いたの?そうなんだ…』
彼女は布団を握りしめ結城を睨んだ。
彼が悪い訳ではないのに奈々美は結城に怒りをぶつけるそんな態度。

『当たりなんですか…あの家の壁という壁にはあの男のいかがわしい言葉がなぐり書きされていた、まるでソレを楽しむかのように…何故そんな場所に行った?周りの住人から苦情がきていたのを君は…多分知ってはいなかったんだろう』
彼はため息をついた。
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