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君を好きにならない
第6章 アイツ
エロいという言葉だけで
少し口ごもる真琴を見てると
本当に官能小説を書いてる人物なのか?
と、時々思ったりする
まぁ
言葉や態度に出せないから
書くことで
表現してるのかもしれないが…
アイツは
高校時代を一緒に過ごしたからか
とにかくオープンで
月に何回ヤルとかヌクとか
そんな話も普通にしてたっけな…
あー…だめだ
なんか
アイツとの
記憶を辿るループから
抜け出せねぇ
「真琴、コーヒー入れてくれ」
俺は
パソコンの前に胡座をかいて
真琴が入れたコーヒーを飲みながら
目を閉じた
気持ち入れ替えねーと
小説のチェックが
できそうにないのに
やっぱりアイツの顔が浮かんで
仕方ない
目を開けて
真琴を見ると
真琴はちょっと不思議そうな顔で
俺を見ていた
「真琴」
「はい」
「お前、どんくらいの頻度で
ヌイてる?」
「え?」
「週一か?」
「え、え、な、なんで」
クスッ(笑)
真琴は急な俺の質問に驚き
本当のことを答えていいのか
とか
誤魔化した方がいいのか
とか
どうしてそんなこと聞くのか
とか…
一気に色んなことを考える風で
とにかく困った表情で
目を丸くした
可愛い猫だ。
毎日見てても飽きない。
「それ、ほんとのこと
言わなきゃですか?」
真琴からやっと出た言葉は
それだった
「嫌なら言わなくてもかまわねー」
アイツじゃなく
お前のリアクションが
見たかっただけだから
「嫌とかそんな」
「クスッ(笑)
答えなくてかまわねーよ。
ちょっと気分変えたかっただけだ」
「え?」
「おかげで気分変わった
ありがとな」
「え?え?
なんすかそれーー」
やっとアイツのループから
抜け出せた俺は
ちょっとスネる真琴を横目に
『そんな怒るなよ…な?』
と、真琴にキスをして
機嫌をとる自分を想像しながら
真琴の小説に目を走らせ始めた
少し口ごもる真琴を見てると
本当に官能小説を書いてる人物なのか?
と、時々思ったりする
まぁ
言葉や態度に出せないから
書くことで
表現してるのかもしれないが…
アイツは
高校時代を一緒に過ごしたからか
とにかくオープンで
月に何回ヤルとかヌクとか
そんな話も普通にしてたっけな…
あー…だめだ
なんか
アイツとの
記憶を辿るループから
抜け出せねぇ
「真琴、コーヒー入れてくれ」
俺は
パソコンの前に胡座をかいて
真琴が入れたコーヒーを飲みながら
目を閉じた
気持ち入れ替えねーと
小説のチェックが
できそうにないのに
やっぱりアイツの顔が浮かんで
仕方ない
目を開けて
真琴を見ると
真琴はちょっと不思議そうな顔で
俺を見ていた
「真琴」
「はい」
「お前、どんくらいの頻度で
ヌイてる?」
「え?」
「週一か?」
「え、え、な、なんで」
クスッ(笑)
真琴は急な俺の質問に驚き
本当のことを答えていいのか
とか
誤魔化した方がいいのか
とか
どうしてそんなこと聞くのか
とか…
一気に色んなことを考える風で
とにかく困った表情で
目を丸くした
可愛い猫だ。
毎日見てても飽きない。
「それ、ほんとのこと
言わなきゃですか?」
真琴からやっと出た言葉は
それだった
「嫌なら言わなくてもかまわねー」
アイツじゃなく
お前のリアクションが
見たかっただけだから
「嫌とかそんな」
「クスッ(笑)
答えなくてかまわねーよ。
ちょっと気分変えたかっただけだ」
「え?」
「おかげで気分変わった
ありがとな」
「え?え?
なんすかそれーー」
やっとアイツのループから
抜け出せた俺は
ちょっとスネる真琴を横目に
『そんな怒るなよ…な?』
と、真琴にキスをして
機嫌をとる自分を想像しながら
真琴の小説に目を走らせ始めた