この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
片想いかも…
第6章 私の中の醜悪
今日は昨日の事を引きずっていてモヤモヤした気持ちのまま出勤…
誰も悪くないのは分かってるけれど 話せるチャンスを無くされるのは嫌だったんだもん…


朝あなたが来たのは分かったんだけど 落ち込んだ気持ちのまま顔を見る事が出来ずにいた。そんな私の様子に気付いてかは分からないけれどブースには入らずに通り過ぎたあなた…


暫くして仕事の準備をしている時に 態と90度のおじぎをしながら『おはようございます』って言ってきたから笑っちゃった。『何してるの?』って笑いながら聞いたら『僕はいつも真面目で…』とか色々ふざけて言ってきたから『私にやましい事があるみたいじゃん』って言ったら『やましい事あるもん』って…


何だか そんなやりとりで何となく あなたは不器用なんじゃないかって思ったんだ…


私が他の人と笑いながら話してると いつもあなたの視線がコチラを向いてる事も

私が1人の時ばかり話し掛けてくるのも

会話をしてる時だけなかなか目を合わさないのも…


私の事少しは気になってくれてるのかな?


ただのひいき目での私の勝手な感じ方だから そんな事聞けるわけもなく…


昼間はぉ互い仕事に追われてたけど 近くに居ればやっぱ見ちゃうから 盗み見しようとすると必ず目が合うんだもん って…私が見過ぎてるだけで たまたま合っただけかもしれないけれど…


夕方以降はたまーに見掛けるくらいだったから もぅ帰っちゃったかな って思ってたら 突然後ろから変な動きをしながら『お先!』って現れたあなた。『えぇー…』って本音が出ちゃったょ…


本当はハイタッチとかしながら『ぉ疲れ様ぁ~』って返したかったなー


私のブースを出ると誰かに挨拶して帰っていったあなた。


昨日私と一緒に歩いていた子には何にも言わずに帰って行く後ろ姿を見ていたら ちょっとだけ私のが特別に感じてしまったょ…


肝心な事確かめてないのに 勝手に妬んだり落ち込んだり喜んだり…


知らないままで… 知っても知らないフリで… 今の私はあなたに接してしまいそうです…
/47ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ