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嫌いじゃなかったの!?
第8章 7ページ目。





強くて甘い痛みのような刺激が身体中を駆け巡って。


頭はずっと真っ白で。


それでも聞こえてくるのは蓮の苦しげな吐息。


時折囁く愛の言葉。


その度に私の真っ白な頭には、凌の顔、仕草、声が浮かんでは消えて


現実に引き戻されて甘い刺激に悶え狂って






「蓮ッ…!ダメッ!あああんッ!イッ…く…ぁんッ!」


「イケよ…ッ…」





そして、快感の波が押し寄せて、これ以上はダメだという時


子宮を突かれて体の底から快感が押し寄せてきた時




「ああああああッ…!ダメッ!イクッ…!あああんッッ…!!」


私の体は大きくビクンッと波打ち、息ができないくらいに長い絶頂


その間も蓮を締め付け続け、徐々に動きを弱めるソレをいまだに咥えこんで離さない


快感の余波が次から次へと押し寄せて…


もう少し浸っていたい





「ぅぁ…はぁっ…はぁっ…」


肩で息をして、ようやく余波がおさまって濃厚な情欲の香りがする空気を吸い込む


「俺のものになれよ…お前…」


蓮は苦しげにそう呟いて、私の背中に優しく口付けながら、まだ大きいままの自らを出し入れし始める










夜が深まるほどに、交わりは深くなって


淫らな声、水音が夜の静かな部屋に響き渡って


シーツはすでにびっしょり濡れていて


体を求められめ





しかし、その思いは交差して









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