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嫌いじゃなかったの!?
第3章 2ページ目。
真嶋さんの幼馴染の古川さんはどういう人なのだろうか
幼馴染が、見知らぬ男と腰を抱き合いながら帰って来たら
「あんた!うちの幼馴染に何してんのよ!」
と言うタイプの人間だろうか。
それなら少しめんどくさいな。
などと思いながら待っていると扉の内側で履物を履く音がした
そして
ガチャ
「お前飲み会なら、先に言えって…って、え?」
中から出て来たのは、男の自分から見てもイケメンな男だった。
「あんた誰?」
中から出て来た男は俺の顔を見ると顔をしかめてそう言った
お、男?てっきり女だと思っていた
「あ、真嶋さんが大分酔っておられたので、みんなで相談して1番家が近い人が送ろうってなって僕が送ってきたんです」
「そうなんだ。てかこいつ酒飲んだの?」
「はい、結構。」
イケメンは思案顔だ。
身長は俺と同じくらいだろうか?
白い肌に整った目鼻立ち。
髪は黒で、風呂上がりなのか、湿った髪が色っぽい