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嫌いじゃなかったの!?
第5章 4ページ目


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私たちは19時過ぎにホテルにチェックインした


私たちの部屋は5階にある


エレベーターに乗り、「やっと休めますね」なんて話していると5階に到着。


516号室


オートロックの鍵を開くと、セミダブルのベットが二つ置いてある白と茶色を基調とした、落ち着いた部屋だった



「佐伯さん、ベットどっちがいいですか?」


窓側とそうではない方。


別にどっちでもいいとは思うが、狭い空間に2人きりだということに緊張してしまって無駄な質問をしてしまった


昨日までは、こうやって2人きりになって意識しない自信があったのに、今朝あんなことがあって二回も抱きしめられたら、少し意識してしまう


ああ、やっぱりこの人イケメンだなぁ


とか


足長いなぁ


とか、そんなことを思ってしまう



佐伯さんは窓側をご所望し、私たちは荷物を机の上に置く


夕食はもう済ましていたため、あとはもうお風呂に入って明日はまた朝早いので、それに備える。


今日はだいぶん疲れたし、すぐにぐっすり眠れるだろう


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