この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
セカンドラブ
第4章 ド
そういえば・・・
寝室の間接照明のライトが切れそうだったな。
替えておこう。
昼間買って来た新しい電球を持って寝室に行くと
意外に電球は高いところで
椅子に乗って、やっと、届くか・・・な。
椅子に乗って手を伸ばし、それでも届かない高さの電球に
危ないかな、と思いつつ椅子の上で背伸びをする。
もう、少しっ。
その時、寝室のドアの所から
「ただいま。まだ起きてたのか」
と、小さく主任の声がした。
その声にビックリして、バランスを崩した。
「あ・・・」
そんなに高くない椅子とは言え、手に持っている電球を
割りたくなくて態勢が悪くなる。
そんな私を、主任が両手で受け止める。
「あっぶないな・・・」
後ろから私の腹部に回された手は
偶然に、手のひらが胸を包んでいた。
ものすごく微妙な動きで
主任の手のひらが私の胸を優しく包む。
その感覚に胸の先が固くなった。
「高いところのは、俺に任せろよ」
思った以上にすぐ後ろにいる主任がそう言うと
言葉とともに吐き出された息が首筋にかかった。
「う、ん」
やっとのことで返事をしたのに
まだ回された手を離してくれなくて
このまま抱きしめてほしいとさえ思う。
寝室の間接照明のライトが切れそうだったな。
替えておこう。
昼間買って来た新しい電球を持って寝室に行くと
意外に電球は高いところで
椅子に乗って、やっと、届くか・・・な。
椅子に乗って手を伸ばし、それでも届かない高さの電球に
危ないかな、と思いつつ椅子の上で背伸びをする。
もう、少しっ。
その時、寝室のドアの所から
「ただいま。まだ起きてたのか」
と、小さく主任の声がした。
その声にビックリして、バランスを崩した。
「あ・・・」
そんなに高くない椅子とは言え、手に持っている電球を
割りたくなくて態勢が悪くなる。
そんな私を、主任が両手で受け止める。
「あっぶないな・・・」
後ろから私の腹部に回された手は
偶然に、手のひらが胸を包んでいた。
ものすごく微妙な動きで
主任の手のひらが私の胸を優しく包む。
その感覚に胸の先が固くなった。
「高いところのは、俺に任せろよ」
思った以上にすぐ後ろにいる主任がそう言うと
言葉とともに吐き出された息が首筋にかかった。
「う、ん」
やっとのことで返事をしたのに
まだ回された手を離してくれなくて
このまま抱きしめてほしいとさえ思う。