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セカンドラブ
第6章 ブ
「もう、あんな心配怖いのよ」
「俺との3年間の結婚生活を、失くしたい程後悔しているのかと思ったんだ」
「ううん。その逆。失くしたくないから戻りたかったの」
私は、恥ずかしくて祐一くんには内緒でやっていたブログを見せた。
「私のブログを見ても幸せだって分かってもらえると思う」
「しおり」
「私は復職しない。今のままで十分幸せ。
5年前の私に誇れるぐらい専業主婦が幸せだよ!
祐一くんの人生のサポートをするのが私にしかできない仕事だもん」
「しおり」
乱暴なぐらいのキスをされて。
キスの合間に、せわしなく私の名前を呼ぶ。
「しおり。・・・・しおり」
ここ数日、池田と呼んでいた分を取り戻すかのように
私の名前を連呼する。
祐一くんはスーツの上着をそのままソファーに投げかけて
私を抱き上げて寝室まで運んだ。
ベッドの上で、ゆっくりとキスをする。
2人の脱ぎ捨てられた洋服がベッドの周りに散らばった。
下着を付けたままの身体中にこれでもかとキスを繰り返す。
「ゆう、いちく・・・ん」
「愛してるよ」
久しぶりに言われたその言葉は、全ての記憶の中で1番嬉しい。
「私も。私も愛してる」
そう答えた私の言葉に嬉しそうに笑って、
見慣れた手つきで、私の選んだフレームのメガネを外した。
「俺との3年間の結婚生活を、失くしたい程後悔しているのかと思ったんだ」
「ううん。その逆。失くしたくないから戻りたかったの」
私は、恥ずかしくて祐一くんには内緒でやっていたブログを見せた。
「私のブログを見ても幸せだって分かってもらえると思う」
「しおり」
「私は復職しない。今のままで十分幸せ。
5年前の私に誇れるぐらい専業主婦が幸せだよ!
祐一くんの人生のサポートをするのが私にしかできない仕事だもん」
「しおり」
乱暴なぐらいのキスをされて。
キスの合間に、せわしなく私の名前を呼ぶ。
「しおり。・・・・しおり」
ここ数日、池田と呼んでいた分を取り戻すかのように
私の名前を連呼する。
祐一くんはスーツの上着をそのままソファーに投げかけて
私を抱き上げて寝室まで運んだ。
ベッドの上で、ゆっくりとキスをする。
2人の脱ぎ捨てられた洋服がベッドの周りに散らばった。
下着を付けたままの身体中にこれでもかとキスを繰り返す。
「ゆう、いちく・・・ん」
「愛してるよ」
久しぶりに言われたその言葉は、全ての記憶の中で1番嬉しい。
「私も。私も愛してる」
そう答えた私の言葉に嬉しそうに笑って、
見慣れた手つきで、私の選んだフレームのメガネを外した。