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禁断背徳の鎖外伝・小指の選択
第7章 心の中の渇望
「・・・挿ったよ‥美紀さん・・・」
「うん・・オリバーさんが胎内に居るのが分かるよ・・」
「これだけで凄く気持ち良いし・・・なによりも・・美紀さんの胎内あたたかいんだ・・ずっとこのままで居たいくらい」
「オリバーさん・・・」
「美紀さんの胎内が慣れるまで、俺このままで居るから・・
それに何だろう・・凄く安心する、美紀さんが此処に居るんだって・・・
俺もちょっと分からない・・・」
不思議な安心感‥‥欲望とは少し違う、美紀さんと繋がって俺‥凄い心穏やかな感覚‥‥これは何だろう??
「・・それは、繋がってお互いの存在を感じてるから・・・
此処に居るって‥何処にも行かないって分かるもの・・・」
「お互いの存在・・」
こうして居たら、美紀さんは絶対に俺の腕の中…
そうか、守ると同じ事…
互いの‥美紀さんの存在を確実に感じられる、危険や不安材料が無い‥俺の腕の中に居るという安心感なんだ・・・
「・・オリバーさんと一緒に居るよ?」
「そうだな…
俺も美紀さんと一緒に居る・・・」
その言葉に、美紀さんはにっこり微笑んでくれる…
日溜まりのようなあたたかさ、それが美紀さんの笑顔。
だから俺は、美紀さんに笑顔で居て欲しい…
危険や不安は、全て俺が全て跳ね除けてあげる‥‥俺は美紀さんのこの笑顔を守りたい、一生を賭けてでも・・
「・・・
何があっても、俺が絶対に美紀さんを守るから・・・」
「オリバーさん?」
「身体じゃ無い心の欲求・・俺やっと分かったと思う・・
俺は自由な美紀さんが好きなんだって、笑顔で居てくれる美紀さんが好きなんだ‥‥一生守りたいくらい美紀さんの笑顔が好き・・」
「・・・・・っ」
美紀さん顔が真っ赤…
こんな美紀さんも好きだなぁ俺・・・
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