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禁断背徳の鎖外伝・73億分の奇跡
第11章 外側と内側



本当に気紛れの一夜はともかく‥
予定の3日後、本社サーバー交換作業が始まった。


日中は良い、私のオフィスのプログラム担当が、随時本社セキュリティーを監視している。


問題は夜‥やはり私が泊まり込みで、やり過ごすしか手は無さそう。



「社長‥せめて緊急時の為の交代人員を‥‥」


「今の私のオフィスで、深夜対応出来る社員はいるかい?
定時帰りを唱っているからね、特別手当てを出すと言っても、なかなかやる人材は居ないだろう」


「・・・
1人だけなら居ます‥
藤堂司‥新卒で入社したプログラマーですが、此処1年くらいの間で一番の実力があり、尚且つ独身者‥‥
今回の深夜勤務を希望していましたが、どうしますか?」


「藤堂か‥
確かに、このオフィスでも1~2を争う実力の持ち主・・・」


新卒や引き抜きが多い私のオフィスの中でも、抜きん出て実力があるのが藤堂司。


仕事は真面目で、実力は確か‥
確かに、任せるには打って付けなのだが‥‥



「問題でもありますか?」


「セキュリティーは、私が全て独自開発したという訳では無い‥
一番適しているのは、古巣の子会社で一緒だった佐伯‥このセキュリティーは佐伯が作った物を更に発展させた物‥‥さて、どちらを取るか・・・」


基本から応用まで、全て熟知しているのなら佐伯‥


素早さで対応が早いのなら藤堂‥


2人は必要無い‥
もし私が、時間外に本社に行かなければならない時の為の予備人員。



「何事も無ければ、私1人で済むのだが、不測の事態という事もある‥
・・そうだね、今回は藤堂を選ぼうか・・・」


「分かりました‥
藤堂には、緊急時の為の待機と言っておきます」


「ああ・・
それで良い‥
不測の事態など起きないとは思うがね・・・」


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