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禁断背徳の鎖外伝・73億分の奇跡
第11章 外側と内側



よくよく話を聞いていれば、足りないのはライセンス契約がある、特殊な配線一式。


流石に私でも頭が痛くなりそうだ・・



「また、とんでもなく面倒なところを‥
特殊なら代替えは不可能に近い、そして在庫も無しとは‥‥」


「色々と伝手を頼りに探し回ってはいるが、特殊過ぎて見付からん」


「・・・
あっさり言いますね朔夜叔父?」


「これだけ探して見付からないからな‥
下手すれば、作業工程に大幅な遅れが出る」


「・・・はぁーー」


一応ハードは、私の範囲外なのだが‥
そんな事を言っている余裕も無さそうな雰囲気。



「ダメ元で倉原にも探して貰ってはいる‥
あっちも空振りのようだが、彼方此方探してはいるらしい」


「倉原でも駄目か‥」


クラスター社内とは言え、入社からずっと技術畑の倉原ですら探し切れないとは‥‥


本当に、面倒事確定‥
どうしたものか??



「・・米国なら、もしかしたら在庫がある場所が、あるかも知れないのかな?」


「確率的には米国が一番高いだろうよ」


「叔父の伝手と言えば企業関係・・・」


もし、企業とは全く別の場所にある可能性は?


こういう特殊な物を頻繁に扱う場所・・・



「全く別の切り口だが、専門と考えれば研究者、それか教育機関‥‥
ああいう場所は、研究の為に余裕ある資材調達をしている筈・・・」


すぐさま端末に向かい、米国の研究者に打診メール‥時差14時間‥返事は夜になるとは思う。


1ヶ所では不確定要素が多い、私の知る限りの場所に同じメールを何通も送る。



「多分叔父とは違う場所、当たりがあれば良いのだが‥」


「お前の伝手な‥
広過ぎて、俺には分からん」


「それなりには‥‥」


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