この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
禁断背徳の鎖外伝・73億分の奇跡
第13章 実績と虚像



今の私はオフィスに居る時の姿‥
髪を上げていない、普通の姿のまま‥‥


さして人の来ない本宅で、あの姿のままでの業務はキツい‥
そういう理由で普通に戻している‥会長には笑われたが‥‥



「此処で全業務をするのはどうだ?
どうせ本社にあまり顔を出さないお前だ、此処から完全に采配を奮っていれば、見た目の問題は解消される」


「此処で・・・」


あまり姿を見せない方が良いと言う事のよう‥
会長の言う通り、私が本社に顔を出すのは稀‥しかも来るのは副社長くらいなもの。


皇と田野倉の更迭の時以来、会議にすら顔を出してはいない‥
まあ、端末経由で会議自体には出てはいるが‥‥



「出なければ実像も分からん‥
紀永の事は、外戚連中でも表の経歴程度しか知らん‥上手く立ち回っていたからな」


「五月蝿い早乙女を出し抜く処世術です‥
まあ‥目立つ方では無かったですがね‥‥」


「どちらかと言えば、朔夜と恵美里が目立ち過ぎだ‥
洸紀と紀永は目立たん方だった」


「・・・確かに‥」


早乙女本筋でも、朔夜叔父と恵美里叔母は悪目立ち過ぎ‥
どちらも早乙女の問題児と言われる程、逆に父と私は目立たない方、これは性格に寄るところが大きい。



「だとしたら、それを利用すれば良い‥
お前なら本社は必要最低限行けば済むのではないか?」


「・・・
設備と人材、それに多少の細工‥
此処だけでは目と耳が無い、部署毎に目と耳は欲しいところ‥後そうですね・・・」


此処で、完全管理する上で必要な事は?



/256ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ