この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
禁断背徳の鎖外伝・73億分の奇跡
第13章 実績と虚像



「良く会長が許可しました‥
それに‥まさか社長が会長に付くとは‥‥」


「まあ・・
多少の意見の食い違いは今でもあるが‥
かなり話して和解はしているよ、でなければ会長が私を、後継者として指名するとは思えないがね」


「・・・確かに・・・」


まだ一部にしか知られてはいないが、会長は正式に私を後継者に指名した。


そして宣言通り、反発する外戚を悉く排除している。


今のところ様態は安定、動ける時には相変わらず本宅の3階の執務室で采配を奮ってはいる‥
半分は、私に譲渡する必要書類に奔走しているらしいが‥‥



「とにかく慣れてくれ‥
私は上に行って来るよ」


「はい・・何とか努力します・・・」


「はあ・・・」


まだぎこちない葉山を執務室に置いて、向かうのは3階‥会長の執務室。



"コンコン・・"



「宜しいですか会長?」


「ああ・・・」


ノックの後に執務室を覗けば、相変わらず重厚な椅子に座る会長の姿・・



「呼び出しでしたが?」


「ああ‥
早乙女全体に通知を出した、紀永お前を後継者にするとな‥
後、法的手続きは全て終わっている」


「手回しが良い‥
・・外戚は何を言って来るでしょうね・・」


会長からの通知‥それは正式決定を意味する‥
それに反発出来る外戚は少ないが、ごく少数は居るだろう。



「何を言って来ても、意見を曲げるつもりは無い‥
元々少しずつ進めていた事、ただ一気に法的手続きまで済ませただけだ」


「・・・
私としては、今のイメージのまま‥それが一番重要と思いますが、この見た目では・・」


「実績なら早乙女の誰にも負けない程だが、見た目か‥人は見た目で判断する」


/256ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ