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禁断背徳の鎖外伝・73億分の奇跡
第17章 孤独と希望
「あっあっ‥あぁぁぁ!!」
胎内がキツく震える‥身を硬くし、美紀はイキ弾けたよう‥
そしてイッた反動の脱力感に、美紀の身体は力無くベッドに沈む。
此処まで解せば、大丈夫だとは思う‥
それに、私の我慢も限界近い‥初めてイカせるのに、相当長い時間を使った。
そっと胎内から指を抜き、ベッドから下りて、私の方も服を脱ぎ出す‥
女性の前で、欲情し裸になるのは、どれくらい振りだろうか?
美紀とは、素肌で触れ合いたい‥
他の女性のように、己の欲の為とは少し違う‥‥
触れ合いぬくもりを感じ、互いを確かめたいという心・・
これが女性を愛するという心なのだろう‥
美紀の全てに触れ、そして触れて欲しい私の全てを‥‥
(・・・
此処のところ縁が無かったから‥あったかな?)
美紀に見られていると分かっていながらも、私の方はサイドボードをゴソゴソと漁る‥
勿論避妊の為、これだけはずっと曲げないで来た。
過ちは一度で十分‥
それに、未成年の美紀に、何かあっては大変な事になってしまう。
本当に引き出しの隅にあった、避妊具を漸く見付け出し、少しだけ美紀に笑う・・
「美紀にもしもがあってはいけないからね‥こういうのはマナーだよ」
「あっ‥‥‥」
美紀も何かは気付いたよう‥
それにしても視線が痛い、美紀に取れば初めて見る男性の‥‥
流石に、此処まで見られると、私もバツが悪く‥
手早くゴムを付けて、ベッドに上がり美紀を抱き込んで‥‥
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