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優しさを被った悪魔(仮)
第3章 客
「アァッ…」

男の動きが止まり、重さがのし掛かる。

ハァッ…ハァッ…ハァッ…ハァッ…

「あんた、すげーの持ってんだな。」
「…。」
「ハァッ…俺、挿れて少し擦れるだけで、出したくなる。ハァッ…」

¨そう言われても…¨

「じゃ、はい。」

茶封筒を渡された。

「でも、ほんとに一万でいいの?」

¨そんな値をつけたの?!¨

「あっ、そうだ、これ。」
「えっ?でも…」
「飯代にでも…」

それとは、違って5000円も?!

ゴクッ…

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