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優しさを被った悪魔(仮)
第3章 客
「とっといて。俺、なんか強引にしちゃったし。」
「ありがとうございます。」

駅まで送って貰い、その人は、またどこかに走っていった。

「このお金、借金返済に回そう!」

近くのATMから越谷さんの口座に一万五千円送金した。

それからも、糸川さんの紹介で、見知らぬ男とsexしては、お金を送金し、半年がたった。

カチャカチャ…

「最近は、ちゃんとお仕事続いてるんですね。どんなお仕事なんです?」

相川さん、越谷さんとの利息という食事会…

「事務です。ちょうど、条件に合う所があって…」

嘘ではなく、事務の仕事が見つかった…

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