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第6章 告白、そして…

ヴィーッ…ヴィーッ…ヴィーッ…

「あぁ、俺だ。どうだ？あぁ。いいか、探し出したら、まず俺に知らせろ。あぁ。あいつか？なんとかサマになってきたさ。あぁ。わかったよ。頼むぞ。」

カチッ…

気付けば、煙草は、２本目になっていた。

ヴィーッ…ヴィーッ…ヴィーッ…

「どうだ？そうか。荷物は、全て、だな？金の方は？あぁ。わかった。いいか？手荒な真似はするな。あと、口止めしとけ。あぁ。じゃ。」

パタンッ…

「電話、終わりました？」

綾部さんが、バスルームから出てきた。真っ赤な顔をして…。

「いいですよ。先に寝てても。」
「はい。ありがとうございます。色々と…」

パタンッ…

「はぁっ。なんか、ちょっと怖かったな。あんな声、初めて聞いたかも…」

相川さんから、聞いてはいるけど…