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優しさを被った悪魔(仮)
第7章 天使の涙
「あれ?あの車…」
少し先に見覚えのある車が停まり…
男数人で誰かを乗せていた。
「やめろよっ!」
「うるせー。早く乗せろっ!早くしろっ!」
¨この声…越谷さん?と、智也?¨
でも、私の中に何かが掻き立てた…
「依理ちゃん、美弥ちゃん、見てて…」
「由紀ちゃん!行っちゃダメだ!」
「通して!!お願い!!ねっ、なに隠してるの?退いて!」
相川さんを強引にどかし、車のある方向へ…
「居ない…」
車は、既に走り去って行った…