この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
恋いろ神代記~縁離の天孫と神結の巫女~
第22章 天孫降臨
 そしてそれを促したのが他ならぬ日嗣自身でもあり、それが奇縁であったからこそ二人は互いを意識し、新たな縁を結んだ。だがだからこそ今ここに至っては、その「反対側」を断ち切るのもまた、日嗣の役目となってしまった。
 これはいわば、綱引きだった。互いに神依に巻き付く縁という綱を引き、引き寄せたなら、相手を完全に断ち切らなければならない。それができなければ、名もなき少女を、或いは神依という巫女を手に入れることは叶わない。
 (──なら結局──どうすればいいんだ)
大蛇はその強大な威でもって、神依に執着する禍津霊達を引き寄せ、まとめている。名もなき少女か神依という巫女か、突き詰めれば求めているものは異なるけれども、結局背に庇う女を欲していることには変わりない。この数と、途切れ途切れに聞こえる声の意味を考えるなら、何でもいい輩も多そうだった。色など黒でも白でも何でもいい、つついて遊ぶだけなら変わらない。有象無象。
 (待て──)
或いはそういうものを集めるきっかけになったものさえ断つことができれば、何か変わるかもしれない。
 それは妙に心の中でしっくりと落ち着いて日嗣の中に生まれた思考だったが、しかし、すぐに的外れだと別の思考が訴えかける。
/1229ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ