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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第7章 恋愛倦怠期
.:*:・'°☆
「アン~」
また鏡也君のペースに嵌まっちゃう。

キャハハ、─くすぐったいったら───
イタズラばっかりして!

鏡也君はいつも止まらなくなるでしょ?
だから後でって言ったのに
優しい声で呼ばれたら振り向いちゃう。

振り返ると鏡也君のキスで唇を塞がれて、すぐに濡れた舌が口の中で動き回る。

「俺が何日、我慢したと思ってんの?」……

私だって…我慢してたよ……

今だって─身体がムズムズ疼いてるんだから…


うなじを這う唇が気持ちよくて……背中にいる鏡也君に凭れると大きな手が私の胸を掬って柔やわと揉み上げる。

「ンンン…きょうやくっ、ん…ぁ~」
「ん?…はるっ、」
お風呂の熱気なのか身体が急に火照ってくる……

「立って」
洗い場に立たされて…鏡也君は私の後ろにピタリとくっ付いた。

腕を私のお腹に廻し、暫くジッとしてるの…

なに?──どうしたの─
振り返ろうとする止められる─

「なに?」ん?クスッ
鏡也君がシャワーを手に取るから…
なんだ洗ってくれるんだ……そう思ってたのに

シャー あっやだ!
目の前の鏡にシャワーを掛けるから湯気で霞んだ身体がクリアに見える。

「やだ、コラッ」
後ろを向こうとしたのに抱き付くから動けないでしょ?

「やだ、恥ずかしいよ」
手で大事な部分を隠そうとするとやっぱり腕を掴んでくる……

「葉瑠はもう俺に捕まってるんだから逃げられないよ、諦めなさい」

捕まっちゃったの?わたし

「そう、もう俺のモノだから…黙って喰われるしかないんだよ…分かった?」

もう上手いこと言って~
いまドキッってしたよ……

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