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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第32章 番外編…愛しのキスは蜜の味

「するに決まってんだろ」え…

うそ、ホントに?クスッ…

冗談で言ってるんでしょ?

でも、鏡也君がそう言ってくれるだけで
今は嬉しいよ、ありがと♪

「葉瑠がいくら歳をとっても、今の気持ちは変わらないよ」
「ぇ…アリガト…//」
真面目な顔でそんなこと言われたら
ちょっと恥ずかしいけど!


歳を取っても鏡也君とこんなふうに想い合えたら
素敵だな!


チュッ「んっ~ん」チュッ──チュッ
「可愛いよ葉瑠は」チュッ、

意地悪な質問したからなのか
押さえつけて顔中にキスしてくる。

キャハ、ちょっとキスし過ぎだってば。

〝逃げるなよ!〟

だって擽ったいんだもん。フフッ…

「いいじゃん!愛してるんだからキスしたいし、抱きたいって思うのは普通だろ?」

──キスはこれからも毎日するから──

「紗妃の前でもするの?」
「するさ」ホントに?
「紗妃に見せてやろ」

うん、そうだね!
仲良しのパパとママの姿を見せたって…いいかも


クスッ─
フフッ…

静かに重なる唇
抉じ開けられた唇から鏡也君の舌が柔らかく絡みついてくる。

何度しても変わらない
私の身体全体に喜びと安心をくれる鏡也君のキス

「ンンン…ウッ、フッ」


いつか娘が大人になって素敵な人と出逢ったら
その時は…

愛する人と甘い甘いキスをするんだろうな……


きっと今の私達と同じように


〝葉瑠…愛してるよ〟
〝うん私も……〟



『愛しのキスは蜜の味~sequel~』


thank you for reading it until the very end

…………完結…………
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