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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第22章 素敵な贈り物
***
気分は晴れないままだけど…ここを曲がれば……

あっ、懐かしい我が家が見えてきた。
駐車場にはお父さんの車が停まってる!

もちろん家の明かりがついていて、優れなかった気分も一瞬でテンションが上がった。

さぁ元気な顔を見せなくちゃ。…よし

「ただいま~」
「……あ~葉瑠、お帰り…」
キッチンに続くドアからお母さんが顔を出した。
あ、美味しそうな匂い。だけど、ウップ
ヤバい飲み過ぎと人混みで気持ち悪い!

「電車混んでたでしょ?」

うん、凄かった。
人混みで気持ち悪くなったもん。

ガチャ!
「遅っせ~よ、ね~ちゃん」
「おぅ、やっと来たか葉瑠」

ただいま!リビングにはお父さんとカズ。
2人とも元気そう!

「ね~ちゃんが帰って来ね~から大掃除手伝わされて、疲れちゃったわ」

カズの愚痴にお母さんがすぐ反応する。
「当然でしょ、カズの部屋が1番…汚れて」
「あ~わかったわかった」

ウフフ、久しぶりに聞いた。
お母さんのお説教。

お正月準備も全部終わってもう気分はお正月って事ね。

「鏡也君は元気にしてるの?今日も仕事なんでしょ、大変ね」

あ~そうだった!
「うん、そうなの。みんなによろしくって」

「正月は休みなんだろ?来ればいいのにな」

お父さんは鏡也君と飲みたかったんだね。
ごめんね、私が来なくていいって言っちゃったんだ。

「葉瑠、荷物置いてらっしゃい」
うん、そうする。

「ね~ちゃんの部屋も俺が掃除しといてやったから、お年玉よろしくな」

「えっ!?いるのお年玉…」
「いや普通いるだろ」え~!

お年玉なんて……全然頭になかったよ。

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