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秘恋~ヒメコイ~
第8章 #7
そして、花火大会当日 ───。


「遅れてごめん!わー真帆浴衣似合うね!」


「そかな///」


集合場所に遅刻してしまった私は、真帆の浴衣に目を奪われた。


女の私から見てもホントに可愛いって思うんだもん。
直輝だってそう思ってるよね……。


チラッと彼の方を見ると、目が合った。


「遅刻」


「謝ってるでしょ」


「早くいこーぜ」


「早く行こっ」


「もー直輝も楓も待ってよ~」


私と直輝を先頭に、花火大会が行われる場所へと歩き出した。
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