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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第13章 裏と書いて工作と読む
すっかり紀永に完敗して、あの日は朝までぐっすり‥
多少寝不足だったからすっきりと目が覚めたけど、朝一に慌ててシャワーに飛び込んだのは内緒にしたい・・・
仕事は順調で、やっぱり前のプログラムが基本を占め、でも開けないのよねこのプログラム基礎。
これもKIEIプログラムの1つで完全ロック‥
‥‥というのは建て前で、会長室でしっかり覗いた。
今ある全ての予測出来るウィルスとハッキングに完全対応‥
しかもこまめにアップデートを繰り返していて、前のと良いながらウィルス対策で言えば最新版と変わらない。
紀永に聞いたら‥
『まあ定期的にウィルスプログラムが回って来るから、対策がしやすいのだよ』
って、何処からそんな違法プログラムを回して貰っているのやら‥
流石にこれは紀永に呆れたよ。
でも、これが基本だから、質の高い受注プログラムは作れる‥
うん、そう思って見た事聞いた事は、目を瞑る事にした‥これは私が分が悪いもの。
そしてやって来た休日。
勿論休んでいられないのは知ってるよね?
ほらメイ大使からの大使館への呼び出し‥
今日も一色さん運転で、東京の米国大使館へ。
いい加減、覚悟決めなくちゃ‥
メイ大使のドレス攻撃に‥‥