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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第14章 束の間の正月ーもう1つの転機



「・・・
もう‥リビングだから後始末が大変じゃないの・・・」


リビングで派手にイッた後、少し抱き合って余韻に浸っていたけど‥
場所が場所だけに、何時までもこうしていられない。


私は簡単に服を着て、自分の部屋のバスルームに飛び込み‥‥現在に至る。



「っ‥んっ‥‥‥」


洗い流したのに、紀永の白濁がまだトロッと内股を伝う。


どんだけ出したの紀永?
流しても流しても溢れて来るほどって、私だって初体験。



「もう少しシャワーから出られそうにないなぁー」


しっかり後始末しないと、シャワーから上がってから白濁が流れるのはちょっと‥いや、かなり恥ずかしい。


それにしても・・・


紀永のあまりの真剣さに、私は頷いてしまった‥
紀永が持つ経営交渉術を覚えるって、それにあのカリスマの雰囲気、私が本当に覚えられる?


早乙女会長している時の、あの独特の威圧感‥
話し方から雰囲気まで、高見目線のセレブ階級。


それを私が覚えて、私が紀永と同じように使えるのかな?



「Little Witchで多少は慣れたけれど‥」


今の私と紀永と比較したら雲泥の差‥
米国国家だろうがNASAだろうが、余裕顔で勝ちをもぎ取っていく紀永の手腕。


私は精々1対1で相手に勝つので精一杯‥
こう考えたら差は大きい。



「・・・
もう大丈夫かな?」


考えている内に全部流れたみたい‥


バスルームから出て、今度こそラフな格好に着替えてから廊下に出て見れば、なにやら普段使わない方向からガサガサと物音!?



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