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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第15章 サーバーダウン!
「天才Witch of the fingertip-の論文を、お前が見たところで役なぞ立つのかよ?
レベルが違うだろレベルがっ!」
「そうですか?
見習うべきな場所は沢山あると思います高橋さん??」
「高橋‥
これは倉ちゃんの一本勝ちだな、俺達はプログラマーなんだ、向上心は必要だろ?」
「ちっ、せめて休み時間にやれよな!」
結城さんにまで言われて、高橋さん今日は大人しく引っ込んだ‥
それは良かったよ、後を引かなければの話だけど。
(・・・
準備は周到に・・・)
正月中に教えて貰った事が、すぐに役立つとは思わなかった。
経営交渉術‥
そう‥正月休み中に、紀永から教わっていた事の1つ。
「結城さん助かりました」
「高橋の奴、まだ倉ちゃんに突っかかる気かよ、懲りないし執念深っ!」
「はあ‥
どうしましょうか‥ね?」
「逆恨みだろ、ほっとけよ‥
俺だったらそうする」
「私も同意見です‥
別に無理して争いたい訳じゃ無いですし、懲りてくれないかな?」
口ではこう言ってるけれど‥
鉾先が私だったら、べつに支障は無いよ、高橋さんくらい簡単に撃退出来るから。
だから、決着を付けないで静観のスタンスを保ってる‥
他に目を向けないようにね。