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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第15章 サーバーダウン!
「美紀限定‥ね‥‥」
「お前が話さんから、俺が話しているだけだ」
「・・・
それだがね朔夜叔父・・・」
「???」
此処は釘を刺しておくべきだろう‥
誤解が誤解を生み出しかねない。
「私が言わないのは、美紀に情報を与えてしまうと、美紀なりに答えを出してしまう為‥
全てに於いて正解なら問題ないが、もし違ったら??」
「紀永そこまでハッキリと言わなくても‥‥」
「いや、情報として入れるのに、まだ早いものも含まれているようだからね‥
この際だから、しっかり言っておこうかと思ったまでだよ」
「そういう事か‥‥悪い‥‥」
「分かってくれればね‥
そうしたら叔父をハブらないよ??」
「・・・
そういうのを揚げ足取りと言わないか紀永!?」
「おや?
意味は合っている筈だね美紀??」
「・・合ってはいるけど‥‥
この手の言葉って、普通に大人していたら使わない言葉だよ・・」
「・・・
なにせ朔夜叔父だから」
「悪かったな口が悪くて、それこそ昔取ったなんとやらだっ!」
何処でそんな言葉を仕入れて来たか、これは問わない方が良いのだろう‥
美紀も知っていたようだし、だいたいの出所は予想出来てしまう。
相変わらず朔夜叔父は‥もうこれしか言いようが無い・・・